エアコンが温まらない・冷えない原因TOP3
- 勇斗 黒木
- 10月10日
- 読了時間: 3分

「エアコンをつけているのに部屋が全然涼しくならない」「暖房をかけても温まらない」
こうした症状は実は多くの場合簡単なチェックで改善できることがあります
修理現場で最も多く遭遇する3つの原因とその解決方法をご紹介します
効きが悪くなる原因
1
フィルターの目詰まり
最も多い原因!定期清掃で即改善
なぜ効きが悪くなるのか
フィルターにホコリが蓄積すると空気の流れが大幅に制限されます
その結果冷たい空気や温かい空気が部屋に届きにくくなり熱交換器の効率も著しく低下します
さらに機器への負担が増えて電気代も上昇し最悪の場合は故障の原因にもなります
解決方法
2週間に1度の掃除機がけ: フィルターを外して掃除機でホコリを吸い取ります
月1回の水洗い: 中性洗剤を使って優しく洗い完全に乾燥させてから取り付けます
即効性: 清掃直後から効きが改善されることがほとんどです
予防策: 使用頻度が高い夏場・冬場は週1回の点検を心がけましょう
2
室外機周辺の環境問題
意外と見落としがちな重要ポイント
なぜ効きが悪くなるのか
室外機は室内の熱を外に放出する(冷房時)または外の熱を取り込む(暖房時)重要な役割を担っています
周囲に障害物があったり直射日光が当たり続けたり熱交換器にゴミが詰まったりすると熱の交換効率が極端に悪化します
特に夏場の直射日光下では室外機周辺が50℃を超えることもあり性能が大幅にダウンします
解決方法
周囲のスペース確保: 前方25cm以上・側面10cm以上・背面5cm以上の空間を確保してください
障害物の除去: 植木鉢・物置・雑草などを取り除きます
日よけ対策: 夏場は室外機用の日よけカバーやすだれを設置すると効果的です
熱交換器の清掃: 背面のアルミフィンに付着した枯れ葉やホコリを柔らかいブラシで優しく除去します
注意: 高圧洗浄機は使用しないでください フィンが曲がる恐れがあります
3
冷媒ガスの不足・漏れ
プロの診断が必要な深刻トラブル
なぜ効きが悪くなるのか
エアコンは冷媒ガスが循環することで冷暖房を実現しています
配管の接続部分の緩み経年劣化による配管の腐食施工不良などでガスが漏れると熱交換能力が著しく低下します
完全にガスが抜けるとエアコンは送風機能しか動作しなくなります
冷媒不足は自然に回復することはなく必ず専門業者による修理が必要です
解決方法
症状の確認: 配管に霜が付着している・室内機から水が漏れる・運転音は正常だが全く冷えない(温まらない)などの症状があれば冷媒不足の可能性大
専門業者への依頼: 冷媒の補充には専門資格と機材が必要です 必ずプロに依頼してください
修理内容: ガス漏れ箇所の特定と修理・真空引き作業・冷媒ガスの適正量充填が必要です
費用の目安: ガス補充のみで2〜3万円 配管修理が必要な場合は5〜10万円程度かかることがあります
予防: 定期的な点検で早期発見することが重要です
効きが悪い時の簡単セルフチェックリスト☑
フィルターは汚れていませんか?
室外機周辺に物を置いていませんか?
設定温度は適切ですか?
リモコンの電池は切れていませんか?
ルーバー(風向き)は正しい向きですか?
部屋のドアや窓は閉まっていますか?
自己対処で改善しない場合は専門家にご相談を
フィルター清掃や室外機周辺の整備を行っても改善されない場合内部の故障や冷媒系統のトラブルが考えられます
無理に分解したり冷媒を自己補充しようとすると状況を悪化させるだけでなく壊れる可能性があります
確実な診断と安全な修理は専門業者にお任せください
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